不適切な病気名称の使用は責任感に欠ける=国連

CRI online    2020年3月24日(火) 14時40分

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国連のテンダイ・エイキウメ人種差別、 外国人嫌悪および関連する不寛容の現代的形態に関する特別報告官は23日、一部の国の役人が新型コロナウイルスによる肺炎を不適切な名称で置き換えようとしていることについて、「特定の病気と具体的な国や民族を結び付ける発言は責任感に欠け、人々の不安を...

国連のテンダイ・エイキウメ人種差別、 外国人嫌悪および関連する不寛容の現代的形態に関する特別報告官は23日、一部の国の役人が新型コロナウイルスによる肺炎を不適切な名称で置き換えようとしていることについて、「特定の病気と具体的な国や民族を結び付ける発言は責任感に欠け、人々の不安をあおりかねない」と指摘しました。

 テンダイ・エイキウメ報告官はメディアに対する声明の中で、「世界保健機関(WHO)は既に不適切な病気名称の使用は特定の人々をひどく傷つけることになると明確に表明している。各国政府は新型肺炎に対応する際、人種差別を助長することのないようくれぐれも注意が必要である」と強調しました。

 また、この日、WHO健康危機管理プログラム責任者のマイク・ライアン博士は、「現在、問題の核心は新型コロナウイルスがどの国から発生したのかを議論することではなく、共に対応することである」と述べ、「我々は新型コロナウイルスに打ち勝つ能力を持っている。WHOのテドロス事務局長が言うように、新型肺炎は世界の殆ど全ての国と人口に影響を及ぼしているため、『我々は力を合わせて対応しなければならない』」と強調しました。(提供/CRI

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