2013年11月16日、中国網は記事「韓国経済が好転、企画財政部長官が民衆とメディアの注目を集める」を掲載した。

【その他の写真】

韓国企画財政部のヒョン・オソク長官は「まったく存在感がない」人物というのが世評だった。ところが韓国経済の好転を追い風に大胆な発言を連発する時の人となっている。

14日には施設安全公団・貿易保険公社・健康保険公団・仁川国際空港公社など20もの公共機関トップと会食し、過剰な福利厚生は浪費だと糾弾した。民間企業ならば厳しいリストラがあって当然の状態なのにいまだに浪費が止まらないと批判し、「パーティーは終わった」と発言。改善を命じた。

6日の対外経済長官会議では、医療業界が反対している遠隔診断、投資開放型医療法人などの解禁について、小さな問題で争っている場合ではない。目指すべきは海外市場だと一喝した。

「存在感がない人物」から「時の人」への華麗な転身。韓国経済の好調がヒョン・オソク長官に自信を与えたのではないだろうか。今年第3四半期、韓国経済は前期比1．1％の成長を記録した。2四半期連続で1％以上の成長となり、前年では3％を超える成長が予想されている。今年10月の新規就業者数は47万6000人。3カ月連続で40万人を超えた。（翻訳・編集/KT）