中韓両国は日本帝国主義侵略の被害者、悲壮な歴史を心に刻むべき(上)―韓国独立記念館館長

Record China    2013年11月21日(木) 23時10分

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29日、人民日報は、同紙韓国駐在記者が韓国独立記念館の金能鎮館長に対して行ったインタビューを掲載した。写真は中国・上海に残る史跡「大韓民国臨時政府」。

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2013年10月29日、人民日報は、同紙韓国駐在記者が韓国独立記念館の金能鎮館長に対して行ったインタビューを掲載した。

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日本の右派勢力は歴史教科書を恣意(しい)的に修正し、アジア隣国の激しい怒りを買った。それを受け、1980年代初頭から、韓国では記念館設置に向けた募金運動が始まった。韓国独立記念館は1987年8月15日に開館した。来館者は年150万人に上っている。

日本帝国主義が朝鮮半島を侵略し、35年にわたる植民地支配という苦痛を与えたことで、韓国人民の民族自尊心は激高した。決して降参しないという精神のもと、韓国は極貧状態から中規模の先進国にまで急成長を遂げた。韓国独立記念館はこうした奮闘精神を表したもので、「民族魂の地」と称されている。

中国は韓国の独立運動の「揺り籠」だ。中国人民は韓国に莫大(ばくだい)な支援と無私の援助を提供してくれた。義士である安重根(アン・ジュングン)と尹奉吉(ユン・ポンギル)の義挙は中国の地で行われた。中国では東北地方から広東まで、韓国独立運動の足跡が残されている。

韓国と中国はともに、日本帝国主義の侵略を受けた被害国であり、長くたゆまない命がけの闘争を展開してきた。この間の歴史は両国の貴重な宝である。近年、韓国を訪れる中国人が増えている。館長として、中国人旅行客が当館を訪れ、当時の悲惨な歴史を理解してくれることを心から願い、歓迎する。(翻訳・編集/NY)

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