Record China 2020年3月30日(月) 22時10分
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29日、瀟湘晨報は、多くの日本人は延期が決定した東京五輪がいつ開催されるのかに関心はないとする記事を掲載した。写真は東京。
2020年3月29日、中国メディアの瀟湘晨報は、「多くの日本人は延期が決定した東京五輪がいつ開催されるのかに関心はない」と伝えた。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が28日、来年夏までの延期が決まった大会の新たな開催日程について「6月から9月の間」との見方を示し、来週にも結論を出したいと語った。国際オリンピック委員会(IOC)も3週間以内に日程を決めたいと表明した。
しかし、記事は「多くの日本人は東京五輪がいつ開催されるかにあまり興味がないようだ」と伝えた。ある会社員は「ネットニュースのコメントを見ると、日本人はあまりオリンピックに関心がないように思える。政府は割と関心が高いようだ。経済に影響を与えるし、会社の利益や自分のボーナスと関係するから、私は関心がある」と語ったという。
飲食店で働く中国人の関(グワン)さんは、「ここ数日、来店する日本人客はオリンピックについて話題にしなくなった。新型コロナウイルスの感染者が増えていることや自粛に関するニュースばかりで、いずれにしてもオリンピックの延期は決定したわけで、いつ開催するのかはみんな気にしていない」と述べたという。
記事は、ここ数日、テレビでは名古屋や福島などで聖火リレーの宣伝やカウントダウンの看板を取り外す様子が伝えられており、「本来はホットな話題であるはずのオリンピックが、延期確定後は一気に冷めている」と伝えた。
さらに、今最も関心を集めているのが新型コロナウイルスの感染状況だとし、「東京五輪延期が決定した途端、東京では感染者数が急増した。東京では週末の外出自粛要請が出たものの、たった2日で何の役に立つのかとの声も出ている」と紹介している。(翻訳・編集/山中)
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