韓国系少年が治療拒否され死亡、遺族は新型コロナと知らず―米国

Record China    2020年3月31日(火) 14時10分

拡大

30日、韓国・ソウル経済は、「米国で医療保険に加入していないことを理由に緊急治療を拒否され死亡した10代の高校生は、韓国人だった」と伝えた。

2020年3月30日、韓国・ソウル経済は、「米国で医療保険に加入していないことを理由に緊急治療を拒否され死亡した10代の高校生は、韓国人だった」と伝えた。

記事によると、米カリフォルニア州で18日(現地時間)に死亡した17歳の少年の公式な死亡記録には、人種について「韓国系(KOREAM)」と表記されていたという。

カリフォルニア州ランカスターのパリス市長はYouTubeの動画の中で「少年は救急施設を訪れたが、保険がないという理由で治療を受けられなかった」と話した。少年は、他の病院の救急センターに行くように言われ移動していたが、途中で心臓まひを起こした。救急センターに到着後に治療を受けるも回復できなかったという。

記事は、「この動画の公開後、当局の過ちを指摘する世論が爆発的に広がっていた」と伝えた。また、遺族は新型コロナウイルスに感染していることを全く知らないまま葬儀を行ったといい、「ニュースで報じられている少年が息子だということを知らなかった」と伝えた。

韓国でも、慶尚北道(キョンサンブクド)慶山(キョンサン)市の17歳の男子高校生が18日に新型コロナウイルス感染症により死亡していることから、この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国だって17歳の少年をまともに治療してあげなかったじゃないか」と現地当局を批判するコメントが多数寄せられている。

その他、「韓国系米国人なら、普通の米国人じゃないのか」「米国市民は19歳以下なら保険が無料だから、韓国国籍なのではないか」「こっちも外国人に無料治療をしてあげるのはやめよう」「韓国だって、コロナ以外で、治療費がなくて諦めた子どもたちがいないとでも?」などのコメントも上がっている。(翻訳・編集/麻江)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携