辞任意向表明した駐中国米国大使、後任はいまだ“謎”―中国紙

Record China    2013年11月21日(木) 14時45分

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21日、環球時報は、米国のゲイリー・フェイ・ロック駐中国大使が辞任の意向を示したことで、海外メディアや専門家の間で後任が焦点になっていると報じた。写真はロック大使。

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2013年11月21日、環球時報は、米国のゲイリー・フェイ・ロック駐中国大使が辞任の意向を示したことで、海外メディアや関係者の間で後任が焦点になっていると報じた。

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ドイツ紙ディ・ヴェルトのサイトは、「ロック氏は中国で“芝居がかった”外交官というイメージを確立した。氏が中国を離れることは、米国の駐中国大使の席に再び空きができることを意味している」と伝えた。

米駐中国大使館員は「後任に関する情報はまだない」と述べている。

日本のNHKは「中国の力が強まり、米国との間で摩擦も起きている状況下で、後任大使の重要性は一層増している。後任者選びに注目が集まっている」と報じた。

英国のある学者は、「駐中国大使にふさわしいのは、ロック氏のような中国系でも中国通でもなく、米国政府から深く信頼され、同時に中国との意思疎通に長けた人物でなければならない」と後任選びが難航するとの見通しを示した。同氏はまた、「米国は外交政策においてアジア重視を打ち出しており、米中双方から信頼される人物でなければ、両国関係の安定的な発展は望めない」とも指摘した。

中国人民大学国際関係学院の金燦栄(ジン・ツァンロン)副院長は、後任大使が備えるべき4条件として、(1)政治的な地位が高く、(2)協調性に長け、(3)オバマ大統領と個人的に親しく、(4)米国国内の両党からも高く支持されることを挙げた上で、「候補者は多く“謎”だ。オバマ大統領がどのような政治的配慮を取るかにかかっている」と述べた。(翻訳・編集/NY)

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