日本のウイルス専門家、「中国ウイルス」などの表現に反対

人民網日本語版    2020年4月1日(水) 22時10分

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京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は、感染症との戦いの正念場において、西側が矛先を特定の国に向けるやり方は「愚か」であり、手を携えて感染症を収束させることこそが当面の急務だと指摘した。

日本・京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は3月31日に取材に応じた際、感染症との戦いの正念場において、西側が矛先を特定の国に向けるやり方は「愚か」であり、手を携えて感染症を収束させることこそが当面の急務だと指摘した。環球時報が伝えた。

宮沢氏は「中国は新型コロナウイルス感染症との戦いにおける経験を大量に積み重ねており、中国と十分な交流を行うことが絶対に必要だ」と指摘した。宮沢氏は西側が煽る「武漢ウイルス」「中国ウイルス」といった表現に強く反発しており、「西側の非難には全く根拠がないからだ。また、万が一次は日本で何らかの疾病が最初に見つかったら、日本もありもしない告発を受けなければならないのか?新型コロナウイルス感染症は人類が共通して直面する公衆衛生上の問題であり、積極的に情報を共有し、協力プランを検討し、手を携えて感染症を収束させることこそが当面の急務だ。こうした正念場において、矛先を特定の国に向けるやり方は愚かだ」と述べた。

また「日本政府は新型コロナウイルス感染症への重視の程度を高め、感染状況の推移と現有の措置を改めて見極め、さらに力強い防疫手段を講じるべきだ。また、日本国民は自己防護を強化し、政府の方針に積極的に協力する必要がある」と強調した。(編集NA)

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