東京五輪競技場への持ち込み禁止物、韓国が抗議していた「旭日旗」は除外=韓国ネット反発

Record China    2020年4月2日(木) 11時10分

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1日、韓国・聯合ニュースは「東京五輪組織委員会が五輪競技場内への旭日旗の持ち込みを許可した」と報じた。写真は旭日旗。

2020年4月1日、韓国・聯合ニュースは「東京五輪組織委員会が五輪競技場内への旭日旗の持ち込みを許可した」と報じた。

東京五輪・パラリンピック組織委員会は先月31日、競技会場への持ち込み禁止物や禁止行為を発表したが、その中に旭日旗は含まれていなかった。記事は、旭日旗が含まれない理由は「日本で広く使われており、政治的主張や差別的な表現ではないため」とのことだと説明。一方で、「韓国では旭日旗が日本帝国主義の象徴、日本の侵略を想起させる政治的シンボルとして認識されている」と指摘。「韓国政府は、競技場への旭日旗の持ち込みについて国際オリンピック委員会(IOC)に問題提起していた」と伝えた。

記事によると、誠信(ソンシン)女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は「IOCが五輪憲章50条2項(競技場における政治的行為の禁止)に違反したら、誰も(IOCの意見に)従わなくなる。IOCが旭日旗による応援を禁止することを願う」と話しているという。

これに、韓国のネット上では「許可するなんてありえない」「旭日旗は戦犯旗だ」「五輪は世界の人が楽しむ運動会なのに」「IOCはどれだけお金をもらったのだろう」などと反発する声が上がっている。

また、「それなら韓国も独島(竹島の韓国名)が描かれた旗を持っていくよ。それが駄目なら五輪ボイコット」「旭日旗と一緒にハーケンクロイツも振ったら分かるかな」など張り合うようなコメントも続々と寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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