2013年11月24日、台湾のアカデミー賞こと第50回金馬奨で、香港勢が惨敗状態に。サミー・チェン（鄭秀文）は最優秀主演女優賞を9回逃す珍記録を達成した。新浪網が伝えた。

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50回目を迎えた金馬奨は今月23日、台北市で授賞式を迎えた。主要部門にノミネートされていた香港勢は、俳優トニー・レオン（梁朝偉）やレオン・カーフェイ（梁家輝）、女優サミー・チェンや映画監督ウォン・カーウァイ（王家衛）ら。しかし、誰も賞を手にすることなく惨敗に終わっている。

中でもサミー・チェンは、金馬奨で最優秀主演女優賞を逃したのは、これが3回目。中華圏の主だった映画祭で、最初にノミネートされたのは1993年の第12回香港金像奨で、映画「飛虎精英之人間有情」によるものだった。この時から数えて、最優秀主演女優賞を逃したのは今回で9回目。受賞になかなか手が届かない珍記録を更新してしまった。

サミーは24日、自身のミニブログで「毎回ノミネートされるたび、違った経験と勉強をするチャンスを与えてもらっている」と、ポジティブに記している。落選するたび、「自分の心の強さと落ち着きを再確認できるのが好き」と語るほど、非常に前向きだ。さらに最優秀主演女優賞に選ばれたチャン・ツィイー（章子怡）への祝福の言葉を贈っている。（翻訳・編集/Mathilda）