中国の防空識別圏、米国側の批判に「四の五の言わず、傍観すべき」―中国外交部

Record China    2013年11月25日(月) 11時20分

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25日、中国外交部は同国が設定した東シナ海の「防空識別圏」に関する米国の批判について、米国の駐中国大使・ゲイリー・フェイ・ロック(駱家輝)氏に対し、中国への批判をやめるよう求めた。写真は中国外交部庁舎。

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2013年11月25日、中国外交部は同国が設定した東シナ海の「防空識別圏」に関する米国の批判について、米国の駐中国大使・ゲイリー・フェイ・ロック(駱家輝)氏に対し、中国への批判をやめるよう求めた。中国広播網が中国外交部公式サイトの発表を引用し伝えた。

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中国政府は23日、防空識別圏の設定を発表。その範囲は尖閣諸島など日本領空をも含み、日本の防空識別圏とも重複。日本メディアは日中の緊張がさらに高まると報じたほか、ヘーゲル米国防長官やケリー国務長官などが懸念を示している。

中国の防空識別圏に対する米国の懸念について聞かれた中国外交部は、「中国政府が設定した防空識別圏は国際法に基づいており、中国の国家主権と領土及び領空の安全を守る目的がある。特定の国を対象にしたものではない。釣魚島(尖閣諸島)は中国固有の領土で、中国側は断固として同島の主権を守る。現在同島が緊張状態に置かれているのは、日本側の間違った言動によるものだ。米国は同問題において一方に加担して四の五の言うのではなく、見守るべきだ」と述べた。(翻訳・編集/内山)

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