中国軍関係者「防空識別圏設定は軍事衝突につながらない」―中国紙

Record China    2013年11月25日(月) 17時17分

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25日、環球時報は、中国軍関係者の話として、「防空識別圏の目的は警告のための時間を設けることだ。不明機が領空に侵入してはじめて、攻撃的措置を採るものであり、軍事衝突にはつながらない」と伝えた。資料写真。

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2013年11月25日、中国の軍関係者は環球時報の取材に対し、防空識別圏とは、「防空を目的としたもので、当該空域は領空防衛における緩衝地帯」であり、「当該空域に国籍不明機などが侵入した際に識別するためのもので、軍事力による調査、警告、阻止などの防御措置を講じる権利を有する」との見解を示した。

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中国国防部は、防空識別圏の設定を対外的に公布すると同時に、飛行計画や無線通信、応答機、マークといった4つの識別規則を定めた公告を発表している。

軍関係者は、識別圏の東端は中国に最も近く、他国の航空機はすぐに中国領空に侵入できるとした上で、「識別圏に不明機が侵入し、識別に協力しなければ、中国空軍はすみやかに対処する」と述べた。また「防空識別圏の目的は警告のための時間を設けることだ。不明機が領空に侵入してはじめて、攻撃的措置を採るものであり、軍事衝突にはつながらない」とも述べた。(翻訳・編集/NY)

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