CRI online 2020年4月7日(火) 13時30分
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新型コロナウイルス肺炎の全世界での流行を受けて、中国はこれまで人類運命共同体の理念に基づき、公開性と透明性を維持した責任ある態度で情報の即時公開を行ってきました。世界保健機関(WHO)ならびに国際社会に対して、予防・抑制・治療の経験を待ったなしで共有すると同時に、各方面に支援の...
新型コロナウイルス肺炎の全世界での流行を受けて、中国はこれまで人類運命共同体の理念に基づき、公開性と透明性を維持した責任ある態度で情報の即時公開を行ってきました。世界保健機関(WHO)ならびに国際社会に対して、予防・抑制・治療の経験を待ったなしで共有すると同時に、各方面に支援の手を差し伸べたことで、国際社会から評価されてきました。それら取組みの経緯を以下にご紹介します。
2019年12月末
湖北省武漢市疾病予防コントロールセンターが原因不明の肺炎症例を発見。
2020年1月5日
中国が世界保健機関(WHO)に新型肺炎を報告し、WHOもこの武漢に現れた肺炎を初めて報告。
1月7日
中国疾病予防コントロールセンターが新型コロナウイルス株の分離に初成功。
1月12日
武漢市衛生健康委員会が記者会見で「新型コロナウイルスへの感染が引き起こす肺炎(新型コロナウイルス肺炎)」と初めて呼称。中国側はWHOに対し新型コロナウイルスのゲノム配列情報を提供した。この情報はGISAIDで発表され、全世界に共有される。
1月21日
WHOが、1月20日から21日にかけて専門家グループを派遣し武漢市を現地視察したことを発表。
1月23日
武漢市感染症予防・抑制本部が、当日10時以降に武漢市外へ出る交通網(空港・鉄道)を一時停止すると発令。交通運輸部も、全国から武漢へ入る水・陸・空路の一時閉鎖を緊急通知。
1月25日
中国疾病予防コントロールセンターをはじめとする医療・科学研究機関が合同で「2019年 中国の肺炎患者に見つかった新型コロナウイルス」と題する論文を発表。
1月28日
習近平国家主席がWHOのテドロス事務局長と北京市で会見
2月3日
中国が米国側に伝えた、新型肺炎とその予防・抑制措置についての情報提供が通算30回目になる。
2月7日
習近平国家主席が招請に応じ、トランプ米大統領と電話会談
2月11日
中国疾病予防コントロールセンターが米国疾病予防・管理センター(CDC)の要請に応じて感染症専門家の電話会議を実施。
2月16日
WHOと中国の合同専門家チームが中国視察を開始。北京、成都、広州、深セン、武漢などを9日間にわたって実地調査した。
2月24日
WHOと中国の合同専門家チームが北京で記者会見を開き、「中国による未曾有の公衆衛生措置が感染拡大防止やヒト-ヒト間の感染ルートの遮断に大きく貢献し、結果として数十万人への感染を回避または遅らせることに成功した」との結論を発表。
3月11日
中国疾病予防コントロールセンターの研究チームが、『米国医師会雑誌(JAMA)』に論文を掲載。新型肺炎患者の体内におけるサイトカインの変化と予後予測についての発見を初発表した。
3月26日
習近平国家主席が北京市で開かれた新型コロナウイルスへの対応を協議するG20首脳の特別サミットに出席し、重要な談話を発表した。
中国国際協力庁は、この日までに中国が89カ国と4つの国際機構に対する計4回の医療援助が実施済みで、5回目の援助案も計画中であると発表。
3月29日
国務院共同予防・抑制メカニズムの記者会見で「中国本土において、新型コロナウイルスはほぼ遮断された」と報告される。
3月30日
米国胸部疾患学会(ACCP)の招請に応じ、中米の医療専門家が「新型肺炎インターネットフォーラム」に参加。中国の新型肺炎治療に関する経験がシェアされた。
3月31日
中国政府はこの日までに計120カ国と4つの国際機構に対し、N95マスク、防護服、核酸検査キット、人工呼吸器などの医療物資を提供した。
これ以外にも、地方政府からは各国際友好都市を通じて50カ国以上に、中国企業からは100カ国以上の国と国際機構に対して、医療物資の寄贈が行われている。(提供/CRI)
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