Record China 2020年4月9日(木) 0時10分
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3月18日、中国江蘇省南京市の企業で社長と従業員が殴り合う事件が発生した。
3月18日、中国江蘇省南京市の企業で社長と従業員が殴り合う事件が発生した。新浪新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞が4月7日付で伝えた。
報道によると、ある企業で離職予定の20代の女性社員が必要以上の仕事を割り振られるようになったと感じ、チャットツール・QQで社長への不満を表すステッカー(LINEで言うスタンプ)を同僚に送った。ところが、その時にちょうど背後にいた社長がその様子を発見。侮辱されたと感じた社長は女性を叱責し、女性は謝罪した。しかし、社長がチャットの記録を見せるよう求めたことに女性は反発。社長の妻も交えた口論になり、殴り合いに発展したという。
「社長に殴られた」という女性の通報を受けて駆け付けた警察官は、女性が送ったステッカーについて「20歳と40歳以上とではとらえ方が違うかもしれない。20歳の人にとってはちょっとしたからかいの意味に受け取れるが、40歳以上の人は侮辱と感じるかもしれない」と話した。双方は画像が侮辱に当たるかどうかをめぐって対立しており、警察の調停による話し合いが2回行われたものの、和解には至っていないという。
中国のネットユーザーからは、「この社長は器が小さいな」「人の後ろに立ってこっそりのぞくなんて最悪」「見て見ぬ振りすればいいものを。社長の文句を言わない従業員なんてほぼいないさ」「謝ったのに殴るってどういうこと?」など、社長を批判する声が多数寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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