旧日本軍の遺棄化学兵器で負傷、賠償求めた中国人男性が敗訴―日本

Record China    2013年11月27日(水) 17時55分

拡大

26日、中国新聞網は記事「日本裁判所、旧日本軍の遺棄化学兵器被害者の訴えを再度退ける」を掲載した。日本政府の不作為で負傷したとして中国人男性2人が日本政府を告訴したが、一審に続き二審でも敗訴した。写真は敦化市の長距離バス乗り場。

(1 / 2 枚)

2013年11月26日、中国新聞網は記事「日本裁判所、旧日本軍の遺棄化学兵器被害者の訴えを再度退ける」を掲載した。

その他の写真

旧日本軍が遺棄した毒ガス兵器で負傷した男性2人が1人当たり3300万円の損害賠償を求め日本政府を訴えた裁判で、26日に東京高裁で控訴審判決が言い渡された。裁判所は訴えを認めず、一審同様、原告敗訴となった。

原告の周桐(ジョウ・トン、21歳)さんと劉浩(リウ・ハオ、17歳)さんは、2004年に吉林省延辺朝鮮族自治州敦化市で遊んでいた際に、旧日本軍の遺棄化学兵器の毒ガスにより負傷。9年が過ぎた今も後遺症に悩まされているという。

2008年に「健康な体、健康な生活を返して欲しい」と日本政府を訴えたが、昨年4月、東京地方裁判所は兵器遺棄の違法性は認めつつも日本政府が事故を予見できたとはいえないとして原告敗訴の判決を下した。原告は控訴したが二審でも訴えは認められなかった。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携