「香港映画の父」ランラン・ショウ氏が106歳に=770日ぶりに姿見せる―香港

Record China    2013年11月27日(水) 15時50分

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26日、「香港映画の父」と呼ばれる映画会社ショウ・ブラザーズ(邵氏兄弟香港有限公司)の創設者ランラン・ショウ氏が、今年も無事に誕生日を迎え106歳になった。写真は2011年のランラン・ショウ氏(右)。

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2013年11月26日、「香港映画の父」と呼ばれる映画会社ショウ・ブラザーズ(邵氏兄弟香港有限公司)の創設者ランラン・ショウ(邵逸夫)氏が、今年も無事に誕生日を迎え106歳になった。ニュースサイトの新浪網(SINA)が伝えた。

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上海の実業家の6男として生まれたショウ氏は、学生だった1920年代から長兄が上海に設立した映画会社で働き始め、映画人生をスタート。1932年にショウ家3兄弟による映画会社「天一影業」を設立し、東南アジアを拠点として映画を制作。第2次大戦後は香港を拠点に社名を「邵氏父子」と改め、さらに1957年にショウ・ブラザーズ(邵氏兄弟香港有限公司)を設立。1960年代にはテレビ界にも参入し、香港最大のテレビ局・無線電視(TVB)を設立した。最盛期には年間700本の映画を制作し、「東洋のハリウッド」と呼ばれるほど。クエンティン・タランティーノ監督も映画「キル・ビル」で、ショウ・ブラザーズ映画にオマージュをささげている。

1907年11月19日生まれ(諸説あり)とされるランラン・ショウ氏だが、誕生日当日には恒例のパーティーが開催された。メディアには公開されなかったが、参加者によると106歳の高齢ながら非常に元気だったという。ショウ氏がメディアの前に最後に登場したのは2011年、妻のモナ・フォン(方逸華)さんと繁華街にやって来た時のこと。このため、人前に姿を見せたのは770日ぶりになる。関係者によると、疲労させないためにここ数年は、外出せず自宅で養生する生活を続けているという。(翻訳・編集/Mathilda

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