Record China 2020年4月9日(木) 16時0分
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8日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、韓国経済研究院が今年の韓国の経済成長率について「IMF通貨危機以降初めてマイナス成長を記録する」と予想した。写真は韓国。
2020年4月8日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、韓国経済研究院が今年の韓国の経済成長率について「1997年のIMF通貨危機以降初めてマイナス成長を記録する」と予想した。
同院は同日発表した報告書で、韓国の今年の経済成長率をマイナス2.3%と予想。「政府は新型コロナウイルス感染の影響を緩和するためあらゆる努力をしているが、長期間にわたり徐々に進行した経済悪化と事実上まひ状態にある生産・消費活動による景気低迷の流れを変えることはできない」と説明した。また「米国や中国などの主要国の急激な景気萎縮」も原因として挙げたという。
内需部門を支えてきた民間消費はマイナス3.7%成長と予想し、「深刻な不振が相当期間続く」と予想。さらに、すでにマイナス成長が続いていた設備投資は内需低迷と米中など主要輸出対象国の景気萎縮によりマイナス18.7%成長を記録するとした。建設投資は工事への支障と政府の不動産抑制政策により減少幅が13.5%に達するものとみているという。
これに韓国のネットユーザーからは「この時期にプラス成長したら奇跡」「世界中が危機を迎えている。韓国はましな方だよ」「今年マイナス成長でない国があるとでも?」などの声が上がっている。
一方で「韓国経済はコロナ発生前から、政府の間違った政策により崩れかかっていた」「直接的な影響はコロナではなく、最低賃金の急激な引き上げだ」と指摘する声や、「これでも文政権は北朝鮮や中国のための政治をするのだろう」と嘆く声、「今回を機に輸出構造を変化させるべき」と訴える声なども見られた。(翻訳・編集/堂本)
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