辞任意向表明した米駐中国大使を「世界で最も輝かしい外交官」と称賛―米誌

Record China    2013年11月27日(水) 20時0分

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25日、米国の時事月刊誌・The Atlanticは、20日に辞任の意向を表明した米国のゲイリー・フェイ・ロック駐中国大使を「世界で最も輝かしい外交官」と評した。写真はロック大使。

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2013年11月25日、米国の時事月刊誌・The Atlanticは、20日に辞任の意向を示した米国のゲイリー・フェイ・ロック駐中国大使を「世界で最も輝かしい外交官」と評した。環球時報が27日付で伝えた。

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同誌は、ロック大使が「これまでになかったスタイルで」中国の人々に米国文化を認知させたと指摘。また「着実な仕事ぶりで、他人にひけらかすこともせず」2年半の任期中、中米間のビザ取得までの時間を従来の70〜100日から3〜5日まで短縮させたことや、環境汚染データ開示を中国当局に働きかけたことなどを高く評価した。

同誌はまた、中国が日本やフィリピンと領土紛争を抱えるなど情勢が緊迫していることについて、「米国の外交政策の決定権はワシントンにあるが、ロック大使は必要に応じて随時シグナルを発信してきた」と指摘。後任大使に求められるのは、「米国の自信を示しつつも、傲慢(ごうまん)にならず、中米関係を最優先させる人物だ」とした上で、「なぜなら、米国と中国は、世界の経済、政治、環境において極めて重要な地位にあるからだ」と述べた。

後任大使の人選については、中国系アメリカ人でサンフランシスコ市長のエドウィン・M・リー氏、元カリフォルニア州会計検査官のスティーブ・ウェズリー氏、上院議員のダイアン・ファンスタイン氏の名前がメディアの間で挙がっていると伝えた。(翻訳・編集/NY)

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