中国少将が語る「米爆撃機の中国防空識別圏進入」、米国の覇権心理反映―中国メディア

Record China    2013年11月28日(木) 22時10分

拡大

27日、環球網は記事「羅援少将:B−52に驚く必要はない、わが軍の反応は穏当なものだった」を掲載した。中国の防空識別圏に事前連絡なしに進入した米爆撃機について、中国国防部は全行程を監視したと発表した。写真はB−52。

(1 / 3 枚)

2013年11月27日、環球網は記事「羅援少将:B−52に驚く必要はない、わが軍の反応は穏当なものだった」を掲載した。

その他の写真

26日、米軍の爆撃機B−52、2機が中国が発表したばかりの東シナ海防空識別圏を、事前申告なしで飛行した。米国は防空識別圏策定が一方的な行動なものだと批判、今後も事前申告は行わない方針を示している。

中国国防部は27日、記者会見を開き、B−52の防空識別圏の飛行についてはその全過程を監視し、機種についても特定していたと発表している。

中国戦略文化促進会常務副会長の羅援(ルオ・ユエン)退役少将は、防空識別圏策定のわずか3日後に東シナ海という中国の玄関口に爆撃機を飛ばしたのは米国の覇権心理を反映したものであり、日本など関連国に好ましくないシグナルを伝え緊張を高めるものだと批判した。

その一方で防空識別圏は軍事衝突区や飛行禁止区を意味するものではなく、突発的な事件を減らし、領土防衛のための警戒時間を稼ぐショックアブソーバーやファイヤーウォールのような役割だと指摘。監視と識別という中国軍の対応は穏当なものだと話し、B−52の飛行に驚く必要はないとコメントした。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携