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11日、人民網は「世界トップクラスの学術誌が、3日連続して中国に謝罪した」とする記事を掲載した。資料写真。
2020年4月11日、人民網は「世界トップクラスの学術誌が、3日連続して中国に謝罪した」とする記事を掲載した。
記事は、世界トップクラスの科学系学術誌として知られる「ネイチャー」が、これまでに新型コロナウイルスを中国や武漢と直接結び付けて扱ってきたことに対して、3日連続で謝罪したと紹介。まず今月7日に公式サイトで発表した英文の社説で「当初のやり方は確かに誤っていた。この責任を負うとともに、謝罪したい」としたのに続き、8日には同様の内容を世界向けのSNSアカウントで発表、さらに9日には微信(ウィーチャット)アカウントで中国語の翻訳版を発表したと伝えた。
そして「新型ウイルスに対するスティグマ(負のレッテルを貼ること)を止めよ」と題したこの社説の具体的な内容を紹介し、世界保健機関(WHO)が2月に新型ウイルスをCOVID-19と命名した際、「ネイチャー」を含む個人や組織がウイルスと武漢や中国を直接結び付ける情報発信をしたことに言及した上で謝罪を表明したとしている。
また、謝罪に加え、新型ウイルスに対するスティグマが特定の集団や世界に重大な影響を及ぼすことを描写するとともに「ウイルスは差別することなく、われわれすべての人間にリスクを及ぼす」との結論を示したと伝え、これを評価した。
記事は、「ネイチャー」が自らの誤りを認め、ウイルスに対して特定の集団を差別化するような負のレッテルを貼る行為に反対する態度を示したことに、多くの中国人ネットユーザーが称賛し、海外の一部ネットユーザーも中国に対して攻撃的な西側の政府やメディアの態度に反省する声が出始めたと伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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