新型コロナ再拡大の韓国、マスク争奪が再び起こる可能性は?=ネット「家で山積みになっている」

Record China    2020年8月23日(日) 9時0分

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22日、韓国・ニュース1によると、新型コロナウイルスが再拡大している韓国で、マスクを求める消費者が増え、マスクの争奪が再燃するのではとの不安が高まっている。写真は韓国のマスク。

2020年8月22日、韓国・ニュース1によると、新型コロナウイルスが再拡大している韓国で、マスクを求める消費者が増え、マスクの争奪が再燃するのではとの不安が高まっている。

しかし、感染拡大初期の今年初めのように、マスクが飛ぶように売れ、マスクの製造に参入するメーカーが急増するようなことは起こらないというのが政府やマスク製造メーカーの大方の見方だという。

記事はその理由として供給が円滑になったことを挙げている。また、今年初めのように消費者が不安になって手当たり次第にマスクを購入したのとは異なり、現在はコロナの感染の長期化を見据え、一定数を確保し余裕のある消費者も多いことを挙げている。

複数のマスクメーカーによると、現在は製造・販売メーカーの生産ラインと中間流通業者において在庫状況が安定しているという。マスクを生産している中堅製紙メーカーの関係者は「今年初めに比べ現在はマスクの供給業者が増え、流通業者でも物量を多く確保している」と話している。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「今や路上でも売っている」「もうマスクを買う必要がなくなった」「十分に用意しておいたよ」「マスクが家で山積みになっている。1年は無くなりそうにない」などと安心感が広がっている。また「価格も安定してほしい」「もう少したてば、インターネットで安く買えるだろう」などといったコメントも寄せられている。

保健当局が把握しているマスクの需給状況も現在のところ安定している。韓国の国家行政機関の食品医薬品安全処の8月第2週(10~16日)の生産需給動向によると、この期間のマスクの総生産枚数は1億8390万枚。食品医薬品安全処のヤン・ジンヨン次長は「買い占めや売り惜しみは毎日監視しており、不審な点があれば直接指導するなどしている」と話した。(翻訳・編集/関)

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