人民網日本語版 2020年4月20日(月) 6時0分
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春の最大のアレルゲンは花粉だ。花粉症の人はマスクの着用で高い防護力を発揮できるが、別の原因によりアレルギーになる人もいる。
アレルギーとは人体の免疫系が細菌、ウイルス、花粉、ハウスダスト、皮の毛、薬品など外界の物質の侵入によって引き起こす異常反応のことだ。光明網が伝えた。
春の最大のアレルゲンは花粉だ。花粉症の人はマスクの着用で高い防護力を発揮できるが、別の原因によりアレルギーになる人もいる。感染対策期間中、人々が自宅にいる時間が長くなるが、換気に注意しなければハウスダストによりアレルギーになる確率が大幅に上がる。
また、花粉症であっても、マスクの防護力は100%ではない。花粉は空気に乗り室内に入る。マスクを外した隙に花粉を吸入する可能性がある。また、呼吸器のほか、花粉は顔、首、手などの肌を通じてアレルギーを引き起こすことがある。
アレルギー対策は?
季節性アレルギーを予防する最も直接的かつ効果的な手段は、アレルゲンとの接触の回避だ。自分のアレルゲンを知るためには病院に行き、針を差す検査または採血検査を受ければ良い。
アレルゲンとの直接的な接触を避けるほか、日常生活においては各種アレルゲンに的を絞った対策を講じ、予防することができる。
◆花粉アレルギー
外出時にマスクを着用し、花粉吸入によるアレルギーを回避する。家の中に花があれば外に移動する。
◆ペットアレルギー
動物の皮の毛は一般的なアレルゲンだ。動物の皮の毛にアレルギーがあれば、家庭内でペットを飼わず、ペットに触れるのを避ける。
◆ハウスダストアレルギー
こまめに布団を干しシーツを取り替える。寝室は日当たりが良い部屋にするのが望ましい。家庭内の衛生と個人の衛生に注意し、こまめに床を掃除し、ダストとの接触を回避する。
◆カビアレルギー
湿度の高い場所はカビが生えやすい。そのため家庭内の換気をし、室内の湿度をなるべく引き下げ、掃除をしっかり行い、湿った場所の湿り気をとり、キッチンや倉庫など湿度の高い場所を避ける。
◆薬剤アレルギー
カルテの1ページ目に使用できない薬が分かりやすく記されているはずだ。
アレルギーを持つ人がその他の人と比べて新型コロナウイルスにかかりやすいという証拠はないが、アレルギー体質の人はとりわけ注意が必要だ。痒くて我慢できないからといって鼻や目をこするべきではない。この小さな動きでウイルス感染が生じやすいからだ。また、くしゃみや咳をする時にティッシュ、または肘で口と鼻を覆うといいだろう。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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