WHO資金拠出停止の米国に自らの職責と義務の履行を促す=外交部

CRI online    2020年4月16日(木) 2時0分

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米国のトランプ大統領は現地時間14日、世界保健機関(WHO)への資金拠出の停止を発表しました。これを受けて、外交部の趙立堅報道官は15日に行われた定例記者会見で、「深刻な懸念が生じる。米国が自らの職責と義務を適切に果たし、世界の予防・抑制活動をリードするWHOを支持するよう促し...

米国トランプ大統領は現地時間14日、世界保健機関(WHO)への資金拠出の停止を発表しました。これを受けて、外交部の趙立堅報道官は15日に行われた定例記者会見で、「深刻な懸念が生じる。米国が自らの職責と義務を適切に果たし、世界の予防・抑制活動をリードするWHOを支持するよう促していく」と述べました。

 趙報道官は、その際、「WHOは世界の公衆衛生分野における最も権威的で専門な国際機関であり、公衆衛生上の危機に対応する上で、かけがえのない役割を果たしている。国際社会からも広く認められ、高く評価されている」と指摘しました。

 また、趙報道官は、「目下、世界の感染状況は深刻で、カギとなる時期を迎えている。米国のこの決定はWHOの能力を低下させ、世界規模の協力も損なわせる。悪影響を及ぼすのは米国を含めた世界中の国であり、特に能力の脆弱な国である」と示しました。

 趙報道官は、さらに、「米国が自らの職責と義務を果たし、WHOを支持するよう促していく。中国はこれまで通りWHOが世界の公衆衛生事業を推進し、新型肺炎の予防・抑制活動で重要な役割を果たしていくことを支持する」と表明しました。(提供/CRI

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