中国「われわれはWHOに2000万ドル寄付」、中国ネット「トランプ氏よ、見たか」「人民のお金なのに…」

Record China    2020年4月16日(木) 11時30分

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15日、中国新聞網は、米トランプ大統領がWHO(世界保健機関)への資金拠出停止を発表したことによる中国の追加拠出の有無に関する、中国政府の姿勢を報じた。

2020年4月15日、中国新聞網は、米トランプ大統領が世界保健機関(WHO)への資金拠出停止を発表したことによる中国の追加拠出の有無に関する、中国政府の姿勢を報じた。

15日に開かれた中国外交部の記者会見で、記者から「米国がWHOへの資金拠出停止を発表したが、中国はこれにより不足する資金を補うための追加拠出を行う用意はあるか」との質問が出た。これに対して趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は「わが国はすでにWHOに対して2000万米ドル(約21億5000万円)を寄付した。また、引き続き力が及ぶ限りWHOへの支援、援助を続けていく」と語った。

この件について、中国版ツイッター・微博では「トランプ氏よ、見たか。恥ずかしくないのか」「これこそ大国の風格。ネガティブな情報に邪魔されることなく、正しいと思ったことをやり通す。素晴らしい」といった称賛コメントが書き込まれている。

一方で、「そのお金、やっぱり自国民に還元してよ」「人民のお金なのに、使う前に人民に聞くことはできないのかな」「世界にばかり寄付していないで、国内に3億はいるという金融難民にも目を向けてほしい」「中国にはたくさんお金があるということは分かった。でも、まだ衣食の問題が解決できていない国民がたくさんいるのはどういうことだ」「国は富んで民は困窮……」など、中国政府による金銭の使い方に対して疑問や不満を抱くネットユーザーも少なくなかった。(翻訳・編集/川尻

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