「一人っ子政策違反」チャン・イーモウ監督を擁護?ベテラン俳優「優秀な人は子作りを」―中国

Record China    2013年12月1日(日) 12時6分

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1日、中国のベテラン俳優リウ・ペイチーが、チャン・イーモウ監督の「一人っ子政策違反」について発言。ネットユーザーからの怒りを買っている。

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2013年12月1日、中国のベテラン俳優リウ・ペイチー(劉佩●王へんに奇)が、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「一人っ子政策違反」について発言。ネットユーザーからの怒りを買っている。中国新聞網が伝えた。

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映画「北京ヴァイオリン」などで知られる演技派俳優リウ・ペイチー。チャン・イーモウ監督がヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞に輝いた「秋菊の物語」に出演しているが、最新作「帰来」で23年ぶりにチャン監督作品に出演する。チャン監督は現在、少なくとも7人の子供がいるとされ、「一人っ子政策違反」が世間の注目の的に。先月28日、初監督映画「幸福相依」の製作発表会に出席したリウ・ペイチーが、チャン監督について語った言葉がネット上で物議を醸している。

リウ・ペイチーは再タッグを組んだチャン監督の「一人っ子政策違反」について聞かれると、「優秀な人は、より多くの子供を作ればいい」とコメント。チャン監督だけでなく、各界をリードする人たちが多く子供を作れば、次世代に優秀な人材が生まれ、国益にも結び付くという見解だ。さらに、チャン監督の4歳半になる娘から、手描きの柄が入ったきれいなスカーフをもらったと爆弾発言も飛び出した。監督の「一人っ子政策違反」を、間接的に認めたことになる。

リウ・ペイチーの発言について、ネットユーザーが敏感に反応している。チャン監督が社会の非難を浴びるのは「子供を隠している」ことにあり、それを追及しない管轄機関に世間の不満が募っているため。有名人への「特別待遇」は不公平、というのが人々が最も怒っている点だ。リウ・ペイチーの発言に対し、「問題の焦点を分かっていない」「チャン監督への媚びだ」「法律の前では誰でも平等なはずだ」と、さまざまな声が聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda

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