Record China 2020年4月17日(金) 10時40分
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今年1月以降、新型コロナウイルスの感染拡大による映画館の閉鎖が80日を超えた中国では、すでに約2000館が廃業に追い込まれている。
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今年1月以降、新型コロナウイルスの感染拡大による映画館の閉鎖が80日を超えた中国では、すでに約2000館が廃業へと追い込まれている。
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中国では今年、1年のうち映画業界が最も潤う春節(旧正月)シーズンを新型コロナウイルスの感染拡大が直撃。春節元旦を迎えるわずか2日前の1月23日、公開予定だった新作映画がすべて延期を発表。さらに全国の映画館が次々に閉鎖となり、16日現在でその期間は80日を超えているが、ニュースサイト大手・新浪(SINA)の報道によると、約2000館が早くも持ちこたえられず、事業廃止に追い込まれているという。
ビジネス誌「財経天下周刊」によると春節元旦の1月25日、全国の映画館の興行収入額は約100万元(約1530万円)だった。2019年の春節元旦は14億5800万元(約222億円)と過去最高を記録していたのに比べると、驚異的な差となっている。
中国の映画館は感染のピークを越えた3月下旬、各地で少しずつ再開の動きも出始め、3月20日のデータでは、全国で486館が営業していたものの興行収入はわずかで約1万3800元(約21万円)で、感染への恐怖から客足が戻ってこないことも話題になっていた。しかしその後、27日には国家電影局が再び全面閉鎖を通達。今月8日には国務院が娯楽施設の閉鎖を要請したことで、再開については先の見えない状況が続いている。(Mathilda)
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