2022年2月24日、韓国・毎日経済は「“韓国の新規感染者数世界1位の屈辱”…世界が称賛したK-防疫はどこへ？」と題する記事で「オミクロン株の流行により韓国の1日当たりの新規感染者数が世界2位水準まで急増した。100万人当たりの感染者数は、人口1000万人以上の国では1位だ」と伝えた。

記事によると、22日の韓国の新型コロナウイルス感染者数は前日より7万人以上増加した17万1452人で、過去最多を記録。ドイツの22万1478人に次いで世界で2番目に多かった。100万人当たりの感染者数は3342人で、2640人のドイツを上回る1位だったという。

記事は「今後が問題だ」とし、「米国や欧州、日本はすでにピークに達して減少に転じているが、韓国は反対だ。また、感染拡大の速度も防疫当局の予想を上回っている」と指摘している。

専門家らは「今月末から来月初めには37万人の感染者が発生し、重症患者は3000人を突破する」と予想している。防疫対策本部関係者は「オミクロン株の致死率はインフルエンザと同等だが、発生規模が大きければ非常事態になり得る」と懸念を示しているという。

この記事に韓国のネットユーザーからは「これが文在寅（ムン・ジェイン）大統領の誇ったK-防疫の結果か」「K-防疫は失敗だ。時間制限により自営業者らを死なせ、ワクチン強制により国民を死なせた」など落胆の声が上がっている。

一方で「他国はすでにピークに達し、現在は下がっている段階。韓国はこれからピークに達する段階。それだけK-防疫が優秀だったということ」「オミクロン防疫は国際的に重症患者数と死亡者数を基準に評価される」「韓国は検査を最大限しているが、他国は韓国ほど一生懸命検査をしていない」「他の国はお手上げ状態で、感染者数の集計を諦めているから」など、「やはりK-防疫は最高だ」と評価する声も多数寄せられている。（翻訳・編集/堂本）