外交部の趙立堅報道官は17日、北京で開かれた定例記者会見で、中国がロシアの大祖国戦争勝利75周年式典の延期開催に理解を示すことを表明しました。

　報道によりますと、ロシアのプーチン大統領は16日、大祖国戦争勝利75周年「5・9」式典の開催を延期すると発表しました。これを受けて趙報道官は、「中国とロシアは全面的戦略協調パートナーであり、第二次世界大戦の主要戦勝国でもある。両国は第二次世界大戦の勝利に大きな貢献をし、大きな犠牲を払った。中国はロシアの大祖国戦争勝利75周年記念イベントの開催を支持し、その式典の延期開催の決定を理解する。双方は国際社会と共に、第二次世界大戦の勝利の成果を断固として守り、多国間主義を実践し、歴史の改ざんと侵略の美化に反対する」と述べました。（提供/CRI）