Record China 2013年12月3日(火) 8時0分
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2日、在日中国人がネット上で賞与額を公開しており、「羨ましすぎて憎い」との声が上がっている。資料写真。
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2013年12月2日、中国新聞社によると、日本経済団体連合会が13日に「2013年冬季賞与・一時金調査結果」を発表した。調査結果によると、今年の冬季ボーナスは5年ぶりの上昇となった。特に、大手製造業のボーナス額は大幅に増加している。従業員500人以上の大企業の冬季ボーナスは1人平均82万円で、昨年より5.79%増。これは、日本のバブル期(1990年に6.15%増)以来の大幅な上昇率だ。製造業に勤める在日中国人もその恩恵を受けており、相次いでネット上にボーナス額を公開する人が現れている。
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ネット上では14日頃から支給された冬季ボーナス額を公開する人が現れ始めた。あるネットユーザーは、「会社の労働組合が2.7か月分の冬季ボーナスを要求した結果、会社は2.8カ月分のボーナスを支給した。夏季ボーナスは2.5カ月分だったので、今年は1年で計5.3カ月分のボーナスが支給されたことになり、1990年より0.1%多い、会社創立以来、過去最高のボーナス額となった」と投稿した。これに続き、続々と自分のボーナス額を公開する人が出始めた。しかし、なかには上がるどころか下がった人もいる。「我々もボーナス額が決まった。会社は赤字だ。電力部門は、原子力を再起動させず、電気代も値上げさせず、一つの原子力発電所は1日の維持費が4億円かかるのに、発電させずにいる。だから、当然赤字だ」という恨み節の声や、「夏ボーナスはゼロだった。冬はボーナスがないだけでなく、給料も20%減給された」という嘆きの声も上がった。これらに対し、「羨ましすぎて、憎々しい」や「同情する」といった声が上がるなか、2013年の冬ボーナスが人々に経済的な潤いを与えたこと以外に、在日中国人の生活自体も注目された。
しかし、このような高額ボーナスは日本の大企業だけに限られたもので、多くの中小企業ではこのような待遇を受けられない上、数多くの自営業者にとってこのようなニュースは遠い世界の話だろうと指摘する冷静な意見もあがった。現在、夫婦で自営業を行っている在日中国人の陳薇(チェン・ウェイ)さんも、「以前は夫が大企業に勤めていたので、冬ボーナスが100万円を超えることはしょっちゅうあったが、現在は2人で小さな旅行代理店を開いて、航空券の手数料で稼ぐ薄利多売な商売を行っているので、冬ボーナスをもらって浮かれている世間の雰囲気とはまるで関係がない」と語っている。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)
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