武漢市最初の7患者 診察記録初公開

CRI online    2020年4月19日(日) 19時0分

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感染を最初に報告したとされる張継先医師が報告した武漢市最初の新型コロナウイルス感染による7患者の立会診察記録がこのほど、初めて公開されました。 2019年12月26日に湖北省中西医結合医院呼吸内科の張継先主任は原因不明の肺炎患者7人を発見しました。感染症に敏感な張医師は直ちに上...

 感染を最初に報告したとされる張継先医師が報告した武漢市最初の新型コロナウイルス感染による7患者の立会診察記録がこのほど、初めて公開されました。

 2019年12月26日に湖北省中西医結合医院呼吸内科の張継先主任は原因不明の肺炎患者7人を発見しました。感染症に敏感な張医師は直ちに上層部に報告し、感染拡大防止の警鐘を鳴らしました。

 張医師が公開した診察記録によりますと、2019年12月27日に入院した某患者は張医師のほか、同医院の夏文広院長ら10部門の医師の立会診察を受けました。この患者は発熱や肺の雑音などの症状が出た4人目で、華南海鮮市場で冷凍食品を扱う経営者であり、症状が最も重く、典型的な一人でした。

 張医師は「武漢市江漢区疾病コントロールセンターは素早く行動を取った。12月27日午前に報告を行い、午後には病院に訪れ、疫学的調査を行い、患者の血液などのサンプルを採取した」と述べました。

 張医師はさらに、人から人への感染の可能性があることを、より早く情報開示すべきだったとする主張について、「疾病に対して認識する過程が必要だ。まだはっきりしていない時に多くは語れない。科学研究の場合、結論が出る前に一般公開はできない。これは科学的で慎重な態度である」という考えを示しました。(提供/CRI

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