パンダの野生復帰訓練の様子とは?―中国メディア

人民網日本語版    2020年4月21日(火) 23時0分

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四川省臥竜にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター核桃坪基地は、中国のパンダ野生復帰及び野生種との自然交配という重要な科学研究任務を担っている。

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四川省臥竜にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター核桃坪基地は、中国のパンダ野生復帰及び野生種との自然交配という重要な科学研究任務を担っている。いかに飼育パンダと野生パンダとの交配をスムーズに実現させ、野生種の個体群を効果的に復活させ、飼育パンダの遺伝多様性を高めるかは、研究者にとっての研究重要課題となっている。

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「喜妹(シーメイ)」が産んだ赤ちゃんパンダは、「大自然に帰る」という大きな使命を担っている。この赤ちゃんパンダは、産まれてからずっと、母親パンダと一緒に生活してきた。1歳半で第一期野生復帰訓練が始まり、その後、第二期野生復帰訓練に移ってからも、母親パンダに育てられながら、子パンダに大自然の中で食物を探し、生存技術を段階的に身に着けさせていく。子パンダが一連の野外での生存訓練を受け、専門家からの論証評価を受けた後、野生復帰させることができる。

同基地では、これまでに、11頭のパンダが野生復帰訓練を終えて野生に戻され、うち9頭が生存している。また、同基地では、5頭のパンダが野生パンダとの自然交配研究プロジェクトに参加しており、4回出産し、7頭の子パンダが生まれている。うち6頭の子パンダが生存している。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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