Record China 2020年4月21日(火) 15時0分
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21日、韓国・中央日報などは、「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、心血管系の手術を受けていた」とする北朝鮮専門メディアの報道を伝えた。資料写真。
2020年4月21日、韓国・中央日報などは、「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、心血管系の手術を受けていた」とする北朝鮮専門メディアの報道を伝えた。
記事によると、北朝鮮専門メディア・デイリーNKは、北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋の話として、「金委員長が12日に、(北朝鮮中部の)妙香山(ミョヒャンサン)地区内に位置する金一家の専用病院の診療所で心血管手術を受け、近くの別荘にとどまり治療を続けている」と伝えたという。
消息筋の話では、今回の手術には、金委員長の担当医師が全員、平壌(ピョンヤン)から呼び出されたという。
金委員長をめぐっては、祖父の故・金日成(キム・イルソン)主席の誕生日「太陽節」に姿を現さなかったため、健康悪化説をはじめ、さまざまな憶測が出ていた。
ただ、北朝鮮の国営・朝鮮中央通信は20日、金委員長がキューバのミゲル・ディアスカネル大統領の60歳の誕生日を祝う電報を送ったと伝え、通常の業務を行っていることを示唆していた。
また、米CNNは20日に「金委員長が手術を受けた後、重体に陥った」と報じている。
これに、韓国のネットユーザーからは、「年齢が若いので大事に至らないと思う」「新型コロナに感染したのではなかったんだ」「北朝鮮の情勢が不安定になって、韓国が得することはない」「韓国から医療スタッフを派遣せよ」などといったコメントが寄せられている。
また、「韓国政府は何をしている?外信を通じてしか北朝鮮の動向をつかめないのか?」「詳しい情報をもっと知りたい」など、重篤説も飛び交っている中で韓国政府からの情報が少ないことに、戸惑いの声も上がっている。(翻訳・編集/関)
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