人民網日本語版 2020年4月21日(火) 19時20分
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鍾南山院士はこのほど広州呼吸健康研究院の何建行院長、李時悦副院長と共にライブ配信を行う際に、中国では現在無症状の感染者に大きく注目していると述べた。写真は武漢。
鍾南山(ジョン・ナンシャン)院士はこのほど広州呼吸健康研究院の何建行(ホー・ジエンシン)院長、李時悦(リー・シーユエ)副院長と共にライブ配信を行う際に、中国では現在無症状の感染者に大きく注目していると述べた。データを見ると、無症状感染者の潜伏期は3−7日が大半で、最長は14日にのぼると見られる。潜伏期において、多くの患者は症状が出ないか、症状が非常に軽く、自覚がない。
鍾氏によると、データを見ると無症状感染者の約50%に発熱が見られない。そのため発熱は無症状感染者の中心的な症状ではなく、倦怠感、せきがその主な症状になりやすい。
中国の感染対策経験について、鐘氏は、「中国の感染対策の最も成功した経験は、川上の予防策だ。患者が感染した場合、関連当局はその濃厚接触者に強く注目する。ある人の感染が確定すると、自宅で隔離を行う。濃厚接触者も隔離される。これは中国の最も成功した経験だと思う。これにより感染者をさらに減らすことができる」と述べた。
また、「ソーシャルディスタンスを保ち、マスクを着用することも、中国の比較的成功した感染対策の経験と手法だ。中国の感染対策はすでに一定の成果を収めており、新規感染確定者が少なくなっているにもかかわらず、大多数の人が依然としてこれらのルールを守っている」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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