韓国国宝「崇礼門」修復工事、手抜きの理由は「納期に追われて工事を急ぎすぎた」―韓国メディア

Record China    2013年12月4日(水) 19時1分

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3日、韓国・中央日報は、国宝「崇礼門」の復元作業で指摘された手抜き工事について、「納期に間に合わせるため工事を急ぎすぎた可能性がある」と指摘した。写真は崇礼門。

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2013年12月3日、韓国・中央日報は、国宝「崇礼門」の復元作業で指摘された手抜き工事について、「納期に間に合わせるため工事を急ぎすぎた可能性がある」と指摘した。国際在線が伝えた。

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報道によると、崇礼門復元プロジェクトは2012年2月に着工、3年3カ月の工期を経て、今年5月に落成した。現場責任者はメディアの取材に対し、「韓国文化財庁などの政府関係者が『納期に必ず間に合わせるように』と繰り返し発言していた」ことを明らかにしている。

この現場責任者は、「国宝の修復に期限を設けること自体に問題がある」とした上で、「施工者の立場からすれば、工期が1日延びるごとに工事総額の1000分の1(1日当たり1670万ウォン=約161万円)の遅滞金を払わなければならない。納期に間に合わせるには、工事を急がざるを得ない」と話した。

中央日報が独自入手した資料によると、2012年7月4日に行われた第20回諮問団会議の議事録に、「工期の残り時間は多くない」など納期順守を強調する記載があった。実際、文化財庁は2008年2月10日に崇礼門火災が発生した翌日に、「復元工事の期限は3年」と明らかにしていた。(翻訳・編集/NY)

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