日本の製造業、進出先でASEAN諸国を有望視、中国は首位転落―日本

Record China    2013年12月4日(水) 17時45分

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3日、日本の国際協力銀行が製造業を対象に行ったアンケート調査によると、「有望事業展開先国」で1992年から首位を守り続けた中国が4位に転落。上位20位までにASEAN9カ国がランクインした。写真はタイ・バンコクの日本人街。

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2013年12月3日、日本の国際協力銀行が製造業を対象に行ったアンケート調査によると、中期的(3年程度)な「有望事業展開先国」で昨年3位のインドネシアがトップに立った(44.9%)。1992年の調査開始以来トップの座を守り続けた中国は4位(37.5%)にランクダウン。2位はインド(43.6%)、3位はタイ(38.5%)。中国商報が伝えた。

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調査は海外事業に実績のある日本の製造業を対象に7〜9月に実施、488社から回答があった。日本製造業のASEAN(東南アジア諸国連合)志向は顕著で、上位20位に9カ国がランクインした。みずほ総合研究所アジア調査部の平塚宏和部長は取材に対し、「東南アジアは投資先として大きな可能性がある。特にタイやインドネシア、フィリピン、ミャンマーを有望視する企業が多い」と述べた。

中国事業の懸念については、3分の1(32.6%)の企業が「労働コスト上昇・労働力確保困難」を上げた。「他社との競争激化」「中国経済の減速」はそれぞれ約25%、「日中間の政治的な関係の行方」は17.4%だった。(翻訳・編集/NY)

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