米副大統領アジア歴訪、「日中協調仲介によるリスク管理実現が最大の使命」―シンガポール華字紙

Record China    2013年12月4日(水) 23時16分

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4日、シンガポール華字紙・聯合早報は、バイデン米副大統領の日中韓3カ国訪問について「後半が重要だ」とする記事を掲載した。

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2013年12月4日、シンガポール華字紙・聯合早報は、バイデン米副大統領の日中韓3カ国訪問について「後半が重要だ」とする記事を掲載した。以下はその概要。

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バイデン米副大統領のアジア訪問は、中国や韓国に比べて日本での滞在が快適だっただろう。この磐石の盟友に他人行儀で接する必要はない。ただなだめさえすれば日本は笑顔になり、訪問はうまくいく。しかし、日程は後半に難易度を増すに違いない。

バイデン米副大統領の任務において、日本をなだめるより中国に圧力をかける方がはるかに重要だ。中国での会談では「防空識別圏」がキーワードになる。米国は中国の防空識別圏に反対しているが、民間航空会社は飛行計画を提出した。これにより日本は気まずい思いをすることとなった。今回の訪日でその疑いを晴らし、再三にわたり日米が共同歩調を取ることを表明した。

しかし、日米が認めようが認めまいが、中国の防空識別圏は客観的に存在する。自身の安全のために運用し、日米の要求を聞くことはない。バイデン米副大統領の使命は、日中を協力させてリスク管理を行うことだ。日本と協力して中国に識別圏撤回の圧力をかけることではない。バイデン米副大統領が本当にアジアの安全を考え、アジア歴訪の成果を得たいのなら、言葉と行動を慎み、日本に誤ったシグナルを出さないことだ。(翻訳・編集/AA)

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