環球網 2020年4月28日(火) 0時20分
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23日、河北省の高校3年生約50万人が再び学校に戻り、静かな校舎はまた賑やかになった。
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4月23日、河北省の高校3年生約50万人が再び学校に戻り、静かな校舎はまた賑やかになった。中国新聞網が伝えた。
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午前6時頃、河北省・石家荘市第一中学の校門前では、当直の教職員たちが朝早くから各自の仕事場に着き、高校3年生の登校を待っていた。
7時になると、親と共に学校に着いた生徒たちの姿が次々と現れた。防護服を身につけた職員は消毒スプレーを手に、登校した生徒の荷物一つ一つに消毒作業を行い、その間も「マスクをきちんとつけて、大勢で集まらないでください」などと呼びかけを続けていた。その後、体温検査が終わってから、生徒たちは校内に入ることが許される。
石家荘市第一中学の娄延果校長の話によると、高校3年生は時間差始業の形で授業を再開し、生徒と教師全体のクローズドループ管理を行うと同時に、通学生の登校日時、通学手段、生徒と親が接触した人なども細かく記録していく。
また、石家荘市第一中学は新型コロナウイルス感染拡大防止対策の原則に従い、元のクラスをAとBの二つのクラスに分け、生徒たちはそれぞれの教室に入る時も体温測定をクリアしなければならない。
学食は時間差給食対策を取り、座る位置も原則一人一テーブルとなる。寮は4人一部屋だが、寮に帰る時のほか、朝、午後、夜に体温確認が実施されている。
中国の大学統一入学試験「高考」まであと2カ月。娄校長は、感染症予防の他に、生徒たちに正常な学習ペースを取り戻すことも非常に大事だと話した。学校側は「これまで家でインターネットを通じて勉強してきて、また今は教室に戻り学校で授業を受けるなど、学習環境が大きく変わった時期を過ごした生徒たちに、これからは前の知識を補い、また受験強化レッスンを行う」とし、大学入試の準備を順調に進める対策も取っている。
「先生や同級生たちに会いたいよ」と高校3年生の毛安邦さんは取材に対し笑顔で言った。学校で勉強する方が家より遥かに効率が高いと考えている彼は、「授業が再開してからは今まで以上に頑張らなければならない」と決意を口にした。(提供/環球網・編集/孫ソウ)
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