2013年12月5日、環球網によると、英誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーは4日、フィリピン外交部が中国が空母・遼寧を南シナ海に派遣したことに抗議したと伝えた。

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遼寧は11月26日に青島港を出港、28日に台湾海峡を越え、南シナ海に入った。中国・解放軍報は、今回の派遣が主権争いがあるスプラトリー（中国名：南沙）諸島への訪問を含んでいたことから、フィリピンが中国に抗議したとした。フィリピン外交部は「地域の緊張を高めた」としている。

中国海軍は今回の空母の派遣について「目的は訓練。南シナ海を選んだのは、ほかの海域に比べて面積が広いため」としている。（翻訳・編集/北田）