海上軍事力の強化もくろむ中国、無人船の開発・製造に力入れる―香港紙

Record China    2013年12月9日(月) 8時40分

拡大

5日、香港紙はロボット艦船の研究開発に対する中国政府の資金投入が急激に拡大していると指摘した。写真は中国海軍の演習。

(1 / 2 枚)

2013年12月5日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、ロボット艦船の研究開発に対する中国政府の資金投入が急激に拡大していると指摘した。過去数年間、無人の高速艦船を開発・製造するために、一流大学や研究機関が設立した専門チームは少なくとも15個に上る。環球時報が伝えた。

その他の写真

ハルビン工程大学のロボット艦船専門家である馬忠麗(マー・ジョンリー)教授によると、中国政府は過去数十年間、無人航空機に巨額の資金を投入してきた。無人艦船の利用価値と戦略的な重要性が注目され始めたのは最近になってからのこと。軍当局はこの種の船舶の情報収集能力と海上戦での敵砲撃のおとりとしての利用価値に着目している。

馬教授の研究チームの最大の課題は、より高画質で安定した画像を撮影するシステムを開発することだ。そのシステムによって、無人艦船が遭遇した物体を識別する。

「関連技術は一般的な無人機で使用されいるものよりも大幅に複雑。無人機の方が安定しているからだ。この技術の難問を突破できなければ、無人艦船の量産を進めることはできない」と馬教授は指摘した。(翻訳・編集/XC)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携