中国の対外姿勢、日本とインドで大きな違い=対日強硬姿勢は「過去への劣等感」―米華字メディア

Record China    2013年12月7日(土) 7時10分

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5日、中国は現在、東は日本と、西はインドとの間で領土問題が起きているが、歴史的な経緯から両国間での問題処理の仕方に大きな違いが生じている。写真は731部隊。

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2013年12月5日、米華字メディア・多維新聞によると、中国は現在、東は日本と、西はインドとの間で領土問題が起きているが、歴史的な経緯から両国間での問題処理の仕方に大きな違いが生じていると、日本の外交誌が指摘している。

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10月、インドのシン首相が中国を訪問、李克強(リー・カーチアン)首相と会談し、中国とインドの間で国境紛争に関して新たな協定として「辺界防務合作協議」(国境防衛協力協定)に署名した。4月に中国軍がインド領に侵入したとされる事件が起きたことを受けてのことで、「平穏な国境」や「予測可能な情勢」を求める対印姿勢は東シナ海で防空識別圏を設定した対日姿勢とは対照的となっている。

日本とインドの間で中国の姿勢が大きく異なるのは歴史的な経緯がある。1962年に中国は国境紛争でインドに侵攻したが、軍事的な実力行使に出たことによって国境紛争で優位に立っただけでなく、優越感をももたらしたという過去がある。しかし、日本との間には優越感をもたらすような過去はなく、そのため日本は今も中国ナショナリズムの直接的な攻撃対象であり続けており、歴史問題は領土問題の本質でもある。(翻訳・編集/岡田)

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