香港への観光客は当初予想のたった1%、新型コロナが観光業に追い打ち―中国メディア

Record China    2020年4月30日(木) 7時30分

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28日、中国メディアの観察者網は新型コロナウイルス情勢が香港観光業に追い打ちをかけていると報じた。写真は香港。

2020年4月28日、中国メディアの観察者網は「3月に香港を訪れた旅行客が当初予想の1%まで下がり、4月初めは100人にも満たなかった」と報じた。

記事は、「かつて香港経済の四大柱の一つであった観光業にとって、香港デモの余波が続く中の新型コロナウイルスは追い打ちとなった。観光客の減少により香港の多くの三つ星、四つ星ホテルが閉店に追い込まれた。この惨状は5月まで続く見通しだ」とした。さらに、「3月中旬までは1日3000人から4000人ほどの観光客がいたが、香港当局が入境者に対する強制検査を実施してからは1日1000人に減少し、入境を禁じてからは1日300人になった」とした。

記事ではbooking.comやシートリップ(携程旅行網)などの旅行サイトや不動産情報を引用し、「観光客の減少に伴い宿泊費と不動産価格の下落も起きている」と指摘した。記事では香港当局の対応策として「新型コロナウイルスによる情勢が落ち着いた後に、販売業や飲食業と連携して現地主導の消費を目指し、その後に旅行客の信頼回復を目指す」と紹介した。(翻訳・編集/陳)

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