Record China 2013年12月9日(月) 6時30分
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7日、新浪網はJ−15戦闘機の量産開始を受け、ロシアメディアが知的所有権侵害批判を強めていると報じた。中国製空母・遼寧号の艦載機J−15もロシアのSU−33をコピーしたものだという。写真はJ−15の模型。
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2013年12月7日、新浪網はJ−15戦闘機の量産開始を受け、ロシアメディアが知的所有権侵害批判を強めていると報じた。
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空母戦力の整備を続ける中国は、艦載機として国産戦闘機J−15の量産体制を構築している。このJ−15だが、国産戦闘機をうたいながらも実際にはロシアの戦闘機SU−33をベースに開発されたものだ。
中国は艦上戦闘機SU−33、2機を購入したいとロシアに持ちかけたが、ロシアは技術流出を恐れ拒否した。すると中国はウクライナからSU−33の試作機T−10K−3を購入、J−15のベースとした。
中国によるロシア製兵器のコピーはこれだけではない。中国はロシアとライセンス契約を結びSU−27を製造していたが、後にコピー品のJ−11を開発。その技術を自国のものとした。またロシアのS−300PS地対空ミサイルもコピーし、HQ−9という名の国産兵器とした。いずれも中国人民解放軍が使用するのみならず海外に輸出され、ロシア製兵器の市場を荒らしている。さらに中国の有人宇宙船・神舟もロシアのソユーズそっくりの設計となっている。
中国のパクリ、コピーは兵器の分野にとどまらない。一般の商品から建築物まで模造品があふれかえっている。なぜ中国はてらいもなくコピーするのか。ある専門家はアジアの経験がそうさせていると語る。日本にせよ、韓国にせよ、東アジアの国々はコピーからスタートして経済を成長させてきた。中国も同じ道をたどっているだけだという。こうした状況を考えれば、ロシアは中国と新たな契約を結ぶ時には、知的所有権を厳格に守るよう要求することが必要になるという。(翻訳・編集/KT)
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