麻薬矯正施設を出所後すぐ、麻薬欲しくてひったくり―海南省海口市

2007年5月15日午後、海南省海口市でオートバイを使ったひったくり2人組が捕まった。彼らは麻薬矯正施設で出会い、施設を出た後、麻薬を買う金を工面するためにひったくりを繰り返していたという。

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15日午後、海口市の正義路を歩く女性の背後に、オートバイに乗った2人組の男が近づいた。後部座席に座る男は手を伸ばし、女性のネックレスを奪い取ろうとした。気づいた女性が大声を上げたため、男らはひったくりを断念。ただちに逃げ出した。しかしその行く手はあっという間にさえぎられた。彼らを不審に思っていた海口市の対スリ・ボランティアパトロールはもう4時間近くも男らを追跡していたのだという。***

警察での取り調べによると、ひったくり犯2人は麻薬矯正施設で出会ったという。意気投合した2人は出所後、協力してひったくりを行うことにした。この1月半の間でネックレス・携帯・鞄などを奪った10件もの犯行を自供している。（翻訳/編集・KT）