Record China 2020年5月9日(土) 21時10分
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華字紙・日本新華僑報は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として1人10万円が支給される「特別定額給付金」について、在日中国人の使い道を紹介した。写真は東京都内のスーパーマーケット。
華字紙・日本新華僑報のニュースサイトはこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として1人10万円が支給される「特別定額給付金」について、在日中国人の使い道を紹介する記事を配信した。
記事はまず、特別定額給付金について、「条件を満たす在日外国人も申請して受け取れる」とした。
続いて、時事通信の報道を引用し、民間調査会社のクロス・マーケティングが日本国内在住の20~69歳の男女2500人を対象に10万円の使い道について聞いたところ、71.6%が「消費や支払いに回す」と答え、「貯蓄に回す」は36.8%だった。具体的な使い道(複数回答)は、食費(53%)が最も多く、日用品(37%)、光熱費(22%)、通信費(18%)など生活に必要な項目が並んだ。また、若い世代ほど「貯蓄に回す」と答えた人が多い傾向にあり、20代女性では過半数の51.6%に達した。クロス・マーケティングは「収入減に少しでも備えておきたいという意識の表れではないか」と分析していることを紹介した。
その上で、10万円の使い道について、在日中国人からは、「コンビニの出勤日数が減りバイト収入も減ったので、家賃と光熱費の支払いに充てる」(今年横浜市立大に合格した留学生)、「コロナが終息したら旅行する。家にいっぱなしで退屈だったし、お金は使って初めて経済効果が生まれる」(日本企業で働く女性)、「生活に必要なら使えばいいし、将来が不安なら貯蓄に回すのも良し。困っている人に寄付する人もいると聞いた。どれもいい考えだと思う」(男性)などの声が上がっていると伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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