Record China 2013年12月10日(火) 14時54分
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10日、鳳凰網によると、韓国・朝鮮日報は、北朝鮮の張成沢国防委員会副委員長の粛清を主導した人物が、金正恩第1書記の兄・正哲氏だと伝えた。写真は北朝鮮・平壌。
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2013年12月10日、鳳凰網によると、韓国・朝鮮日報は、北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長の粛清を主導した人物が、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の兄・正哲(ジョンチョル)氏だと伝えた。
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韓国の北朝鮮戦略情報サービスセンターのイ・ユンゴル代表は9日、取材に対し、「正哲氏が護衛司令部を自ら率い、張成沢氏を逮捕した」とした上で、党行政部の李竜河(リ・ヨンハ)第1副部長と張秀吉(チャン・スギル)副部長を護衛司令部内の保衛部で処刑したのも、正哲氏の主導によるものだったことも明らかにした。
イ代表によると、北朝鮮人民軍の崔竜海(チェ・リョンヘ)総政治局長は張成沢氏を逮捕できず、国家保衛部もこうした事態に干渉できないことから、正哲氏が粛清を主導したという。
イ代表はまた、北朝鮮護衛司令部の消息筋に確認した情報だとした上で、「党組織部と護衛司令部内の保衛部は張成沢氏の粛清計画を定め、11月中旬に自宅で逮捕した」とも述べた。
イ代表によると、故・金正日(キム・ジョンイル)総書記が死亡する直前に作成した「遺訓書」に張成沢氏の名は挙げられていなかったが、「我々の隊列の中に隠れている宗派分子に警戒し、危険を防ぐように」との内容が含まれていたという。この遺訓に従い、正恩氏、正哲氏、金敬姫(キム・ギョンヒ)氏、金雪松(キム・ソルソン)氏らは昨年から粛清準備を始めていた。(翻訳・編集/NY)
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