2013年12月10日、米華字メディア・僑報網によると、動画サイト・Youtubeに投稿された米アラバマ州の法律事務所のCMが、「中国人を蔑視している」と問題になっているという。中国・環球網が伝えた。

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問題のCMには、米テレビショッピングのスペシャリスト、ジム・デベリー氏が、架空の中国人キャラクター「王福叔（Mr．Wong Fong Shu）」に扮して登場。中国服に、細い目を描いたメガネをかけたデベリー氏が、早口で法律事務所の宣伝をしている。

ネットユーザーから、「このCMは人種差別ではないか」との指摘を受けたデベリー氏は、「私はレイシスト（人種差別主義者）ではない。いろいろな人種の友人も大勢いる。私のボスもマイノリティ（社会的少数派）だ」と反論。中国人キャラクターに扮した理由についても、「アジア人の顧客を増やしたかっただけ」と説明した。

同法律事務所はYoutubeアカウントがハッキングに遭ったため、CM動画はすでに削除したことを明らかにしている。さらに「このCMをご覧になった皆さまに深くおわびします」とのコメントも発表した。（翻訳・編集/本郷）