米国の共和党議員は教育省に書簡を送り、中国が「宣伝」を目的として、米大学に投資するのに関する材料を提供するよう求めながら、米国の学術界への中国からの投資は情報や技術を盗むためだと非難しました。これを受けて、中国外交部の華春瑩報道官は6日、北京で行われた記者会見で、「すべての正常な学術科学研究交流と協力を一概に政治化したり、悪意で見てはならない。中米は二大国家として、両国の教育界と科学界における正常な交流と協力に有利な条件を備え、適切な雰囲気を作りあげるべきだ」と指摘しました。

　華報道官はまた「最近、米国の一部の政治家や議員の言動はデマに関する定義を変え、あるいは覆した。彼らにとっては、たとえ中国が事実を述べても、デマを散らすか、政治的な宣伝をしているようにしか見えない。一部の政治家は毎日虚偽を並べても、自責の念や恥をまったく感じていない。これはダブルスタンダードではないか。それとも、心の底から中米間の道徳基準が違うと思っているのか？誰がデマを散らしているのか、また、だれが政治的な宣伝をしているのか？米国内の一連の報道はその真実をすでに明らかにしているだろう」と述べました。（藍、CK）