世界遺産「和食」、世界で流行するも国内では衰退=子供の好きな料理で影潜める―中国メディア

Record China    2013年12月12日(木) 17時37分

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11日、新華社通信は記事で、日本の「和食」はユネスコの無形文化遺産に選ばれたばかりだが、世界で和食が流行する一方で、国内ではその伝統が失われつつあると伝えた。資料写真。

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2013年12月11日、新華社通信は記事で、日本の「和食」はユネスコ(UNESCO、国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に選ばれたばかりだが、世界で和食が流行する一方で、国内ではその伝統が失われつつあると伝えた。

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有名料理店の3代目で、日本料理アカデミー理事長の村田吉弘氏は、和食の無形文化遺産登録にも尽力。同氏は国内で和食文化が衰退している現状について、「6000世帯に対し調査を行った結果、子供が好きな母親の料理のTOP3に日本の伝統料理がないだけでなく、一部の子供は、和食が何なのかさえ分かっていなかった。これは、子供が伝統料理を嫌っているのではなく、母親が伝統料理を面倒と感じ作りたがらない傾向にあるためだ」と語っている。

さらに、「和食が海外で流行している一方、日本では和食離れが進んでいる。無形文化遺産の登録で、日本人が和食の魅力を再認識し、後世に伝承していけることを願っている」と話した。(翻訳・編集/内山)

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