米国で人気の漢字タトゥー、「無料」など爆笑タトゥーも―米華字紙

Record China    2013年12月13日(金) 0時20分

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11日、米ミズーリ州からニューヨークに引っ越したばかりの女性はある時、ドアを開けると腕に漢字で「棺材[人老](棺桶職人)」とタトゥーを入れているラテン系の男性が立っているのを見て、びっくりし、急いでドアを閉めたという。

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2013年12月11日、米ミズーリ州からニューヨークに引っ越したばかりの女性、黄(ホアン)さんはある時、ドアを開けると腕に漢字で「棺材[人老](棺桶職人)」とタトゥーを入れているラテン系の男性が立っているのを見て、びっくりし、急いでドアを閉めたという。現地のチンピラに目を付けられたと思ったのだ。すると、ドアの外から「ピザ」と叫ぶその男性の声が聞こえ、デリバリーの配達スタッフであることに気付き、お金を払い、ピザを受け取った。それでも、気軽に会話を交わす気にはならなかったという。米華字紙・世界日報が伝えた。

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このように、中国人が見ると目が点になり、理解に苦しむタトゥーは、米国で決して珍しくない。例えば、「丑(醜い)」、「殺害他們全部、譲神整理他們(奴ら全員を殺して、神にけじめをつけてもらえ)」、「狗(犬)所」、「無料」、「迅笨」、「自律楽」などだ。これらのタトゥーを入れている本人も、意味は分かっておらず、彫り師に不正確な意味を伝えられている場合もある。

「災」とタトゥーを入れているある女性は、「彫り師に『ビューティフル』という意味と伝えられた」という。また、ジェームスさんの腕には「破壊不可」というタトゥーが入れられており、彫り師に「アンブレイカブル(壊れない)という意味と伝えられた」という。

黄さんがその後、ピザショップに食事に行った時、たまらず「棺材[人老]」とタトゥーを入れている男性に「意味を知っているのか」と聞くと、その男性は「漢字はインパクトがあり、クールな感じがする。入れる時、意味は聞かなかった」と話したという。そして、「中国人留学生の多くが僕のタトゥーを見て、不思議そうな眼をするのはなぜだ?」と聞かれたという。

ニューヨークのイースト・ブロードウェイで彫り師をしている陳堯(チェン・ヤオ)さんは、「欧米人の客の多くが入れている漢字のタトゥーは多種多様。ある女性客は『白菜』とタトゥーを入れていた。彼女はその意味を全く知らない。ネット上で翻訳した中国語を手にタトゥーを入れに来る人もいる。でも、その翻訳は不正確。また、非常に下品なタトゥーを入れている人もいる。その意味が何かも知らず、人の目を点にしている」と語る。

華人の唐天さんのブログでは、多くの人が自分や友人が入れている漢字のタトゥーをたくさんアップし、翻訳や間違いの訂正を頼んでいる。ネットユーザーからは、「ガールフレンドが『丑』というタトゥーを入れた。彼女は『フレンドシップ』という意味だと思っていた」、「彼氏が『無料』とタトゥーを入れている。彼はずっと『自由(フリー)』という意味だと思っていた。でも、海外旅行に行った時、周囲の人がこのタトゥーを見て不思議そうな顔をしていた」、「姉が娘2人の名前の略称『ESO』と『EGO』を漢字に変えた『狗所』というタトゥーを首の後ろに入れている。その漢字の意味は分かっていない」といったコメントが寄せられている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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