CRI online 2020年5月9日(土) 18時5分
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新型コロナウイルスの感染拡大後、国際輸送の主力を担う中国・欧州定期貨物列車「中欧班列」 新型コロナウイルスの世界での蔓延は、中国国内の輸出型企業に深刻な試練をもたらしています。しかし、そんな中でも、中国税関が発表した最新データによりますと、4月の輸出は前年同期比8.2%伸び、対外...
新型コロナウイルスの感染拡大後、
国際輸送の主力を担う中国・欧州定期貨物列車「中欧班列」
新型コロナウイルスの世界での蔓延は、中国国内の輸出型企業に深刻な試練をもたらしています。しかし、そんな中でも、中国税関が発表した最新データによりますと、4月の輸出は前年同期比8.2%伸び、対外貿易の回復トレンドが顕著になっています。苦境の中で成長を果たせた背後には、インターネットの利活用に基づいたモデルチェンジを抜きにして語れません。
数多くの輸出型企業は電子商取引(EC)プラットホームを通してオンラインで販路拡大に乗り出し、輸出向けに作っていた商品を国内販売に転じたことで、全体の売上に明らかな好転が見られました。現在、JD(京東商城)、タオバオ天猫(Tモール)、ピンドゥオドゥオ(拼多多)などのECプラットフォームは、いずれも輸出向け商品の国内販売に関する特設コーナーを設けており、そこには10万社余りの輸出型企業の出店を引きつけています。
また、輸出型企業は越境ECプラットホームの強みを活して、商品を海外のエンドユーザーに直接販売できるにしています。海外で感染が拡大した後、アリババ傘下の越境ECプラットフォームの「全球速売通」は、海外の消費者ニーズの変化に対してデータ分析を行い、企業のモデルチェンジの支援に当たってきました。このほか、杭州市や上海市など華東地域にあるバイヤーは、海外向け商品を一旦浙江省義烏にトランジットした後、国際定期貨物列車「義新欧(義烏ーマドリード)」に切り替えて欧州に発送するようにしています。義烏税関の統計では、今年4月、義烏を始発とした海外向け小包は前年同期比867.2%増となっています。(提供/CRI)
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2020/5/9
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