Record China 2020年9月8日(火) 7時20分
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4日、韓国・朝鮮ビズは、iPhone12シリーズの5G対応モデルが韓国で発売になるが、韓国内の基地局の設置が進んでいないと伝えた。写真はiPhone。
2020年9月4日、韓国・朝鮮ビズは、iPhone12シリーズの5G対応モデルが韓国で発売になるが、韓国内の基地局の設置が進んでいないと伝えた。
記事によると、韓国でのiPhone12シリーズの発売は11~12月の見通し。韓国では、従来のLTE(4G)に比べ20倍速い、最速の5G通信に対応する最上位機種「iPhone12 Pro Max」が発売される。しかし、韓国内では基地局インフラ設置が遅れており、その機能を十分に活用できるのは来年上半期になりそうだという。現在の韓国の5G通信速度は「LTEの3~4倍」水準にとどまっているという。
韓国で使用されている5Gの周波数帯域は「速度は遅いが到達範囲が広い3.5GHz帯域」と「速度は速いが到達範囲が狭い28GHz帯域」の二つで、完璧な5Gの実現には28GHz基地局の構築が必須となる。しかし、韓国の通信キャリア3社は昨年4月の「世界初5Gサービス商用化」の際、3.5GHzを選択したという。3社は既に関連技術の開発とテストを終えているものの、28GHzサービスの開始は来年上半期ごろと予想される。当初は今年半ばからのサービス開始を見込んでいたが、新型コロナウイルスによる影響で遅延したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「結局、5Gの料金システムは詐欺ってことだな」「今の韓国内の5GはLTEより3~4倍遅い。これが現実だ」「5Gに変えたら、むしろ遅くなった」など、現在の5Gサービスに対する不満の声が殺到している。
また、「他の国の基地局設置状況はどうなんだ?。もっと進んでいる国があるのかとか、そういう内容を入れるべきだ」「国産5Gスマホが出た時は、基地局不足問題について口を閉ざしていたくせに、5GのiPhoneが出るとなったら騒ぐのか」などの指摘も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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